中高年に多い変形性膝関節症の症状とその治療方法

こんばんは、理学療法士の佐藤有です。

 

最近、少しずつ暖かくなってきた気がします。

 

今年は大雪が降ると思い、スタッドレスタイヤを購入していたのですが

 

見事に全く降りませんでした😅

 

 

まぁ、安心感を買ったということで良しとしましょうか(笑)

 

皆様の地域はどうでしょうか❓

 

では、本題に移ります!

 

私は普段、整形外科病院で理学療法士として勤務しています。

 

来院される患者様の訴えとしてもっとも多いのは…

 

膝の痛みです❗️

 

最近は、インターネットが普及されて一般の方でもある程度の情報を把握されています。

 

自分のことですし、必死になって調べられるた方も多いと思います。

 

しかし、中には専門的な言葉が多くてなかなか理解するのが難しい。

 

そんな経験をされたことありませんか❓

 

今回は、変形性膝関節症の症状と治療方法について一般向けに説明していきます。

 

少しでも、変形性膝関節症の対処法を知っていただき、皆様の後押しをしてあげることができれば幸いです。

 

 

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ブログを読み終わって分からなかった事やその他の疑問がありましたら、ぜひご利用ください✨

 

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目次
    ⚫︎ 症状について
    ⚫︎ まとめ

 

変形性膝関節症とは?

ここでは、

 

「変形性膝関節症ってなに?」

 

といった疑問にお答えしていこうと思います.

 

まず、基本的な定義ついてです。

 

 

変形性膝関節症の定義

 

関節軟骨の欠損的整合性に関連した関節症状や徴候へと導く状態の混成グループであり、付け加えて関節周囲の骨組織を含んだ変化。

 

引用:アメリカリウマチ学会診断・治療基準委員会より

 

これを見ただけでは何のことだがさっぱり分からない方も多いと思います。

 

 

簡単に説明すると

 

単に関節の軟骨だけの障害ではなく、関節の周りにある骨などを含んだ障害ということです。

 

これにより、O脚やX脚といった膝の変形が起こります。

 

 

実際に、レントゲンなどをみると軟骨がすり減っているだけでなく、骨の形なども変化しています。

 

この画像を見てください!

 

正常なお膝と比べて、変形性膝関節症では関節と関節の隙間が無くなっています。

 

 

発症率はどれくらい?

 

変形性の関節症は、膝以外もあります。

 

例えば、股関節や足関節、手関節などなど。

 

割合としては、以下の通りです。

 

   割合
       ・膝関節症:10〜15%
       ・股関節症:0.7〜4.4%
       ・手関節症:2.6%

 

変形性膝関節症の発症率が1番高いです❗️

 

 

これは、髪や水虫に並ぶ人類の最大の悩みの1つですね。

 

 

どんな人に多いのでしょうか?

 

 

変形性膝関節症になりやすい方の特徴としては以下の通りです。

※代表的な例を挙げています。

   《全身因子》
        ・年齢:高齢者に多い
        ・性 :女性に多い
        ・代謝:糖尿病の代謝性疾患など
   《局所因子》
        ・筋力低下:膝にかかる負担が増える
        ・受傷  :交通事故など
        ・肥満  :膝にかかる負担が増える

 

 

ここに当てはまり、膝が痛いと感じる方。

 

要注意です。

 

 

症状について

次に変形性膝関節症の症状について説明していきます。

 

まず、第一に膝の痛みがあります。

 

特に、歩き始めや階段を降りる際に強い膝の痛みを訴えられる場合が多いです。

 

 

痛みは、O脚やX脚といった変形によって起こります。

 

膝の変形によって、本来体重がかかる場所よりも内側または外側へかかるようになります。

 

すると…、局所に体重が集中するため軟骨などがすり減ります。

 

よって、磨り減った軟骨が関節の中であちこちにぶつかることで痛みが起こります。

 

また、痛みが起こることで、膝の可動域も減少してしまいます。

 

痛い時ってあまり、動かしたくないですよね。

 

 

よって、膝が伸びなくなったり、曲がらなくなったりします。

 

次に、膝のはれがあります。

 

俗にいう、膝に水が溜まった状態のことです。

 

これは、膝関節の炎症による場合が多いです。

 

 

そのため、単に水を抜くだけだと永続的な改善にはなりません。

 

根本的な炎症症状を改善させる必要があります。

 

その他には、膝関節運動によって起こる”摩擦音(礫音)”や

歩いている際に膝が外側へ逃げる”外側スラスト”という現象も起こります。

 

まとめると❗️

 

     症状

        ・膝の痛み(運動している時)
        ・膝の変形(O脚やX脚)
        ・膝の可動域低下
        ・膝のはれ
        ・膝の摩擦音
        ・外側スラストなど

 

 

治療方法について

変形性膝関節症の治療は2通りあります❗️

 

それは、保存療法と手術療法です。

 

保存療法は、手術をせずにリハビリなどを行い現在の痛みを緩和する方法です。

 

 

基本的には、自宅でできるセルフエクササイズを指導します。

 

それに加えて、膝に負担のかからない日常生活の動きの指導や食事指導なども行いましす。

 

病院によっては、インソールを処方する場合もあります。

 

《保存療法》

・筋力トレーニング

・ストレッチング

・インソール処方

・日常生活動作指導

・食事指導 など

 

 

 

手術療法は、保存療法では改善が見込まれない方に行います。

 

 

適応としては、状態によって様々です。

 

今回は、手術の種類について紹介していきます。

 

①高位脛骨骨切り術(HTO)

 

骨を切ることで、膝にかかる荷重線を中央に移行する方法です。

 

自分の骨で行うため、比較的人気の高い手術となります。

骨切り術の耐久年数は、おおよそ10年程度と言われている。

疼痛出現後は、人工関節へ移行する場合が多い。

引用:日本臨床整形外科学会 より

 

 

②単顆人工膝関節置換術(UKA)

膝関節の関節面を人工の関節に取り替える手術です。

内側および外側片方のみ行います。

 

 

③全人工膝関節置換術(TKA)

膝関節の関節面を人工の関節に取り替える手術です。

内側および外側どちらも行います。

 

設置した人工関節の耐久年数は、人によって異なります。

一般的に手術をした患者様の3/4は20年以上もつと言われています。

引用:膠原病リウマチ痛風センター より

 

 

     今回の記事の総まとめ
✅単に関節の軟骨だけの障害ではなく、関節の周りにある骨などを含んだ障害。
✅変形性関節症のうち発症率が最も高い。
✅立ち上がりや歩き始めに強い膝の痛みを訴えられる場合が多い。
✅様々な症状が起こる。
治療は、保存療法と手術療法がある。
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