ACLに存在する固有受容器について

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理学療法士の前(ryosuke_mae511p)です。

 

 

 

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今回はセラピスト向けに記事を書いていきます!

 

記事の内容としては、

ACLに存在する受容器』についてです。

 

興味がある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

僕がいつも参考にしている参考書です✩.*˚

ACLや半月板をはじめとした

スポーツ外傷などが書かれています😊

興味があれば読んでみてください👍

 

*ACL関連記事はこちら

Segond骨折について

☆ 本日の内容 📝

✔️ACLに存在する機械受容器の種類について

✔️ACL再建術後の固有感覚の変化

✔️半月板損傷を合併しているACL損傷

 

 

ACLに存在する機械受容器の種類について

まずは、ACLに存在する4つの機械受容器について説明していきます!

①ルフィ二小体

低閾値で遅順応性機械受容器の一種です。

 

皮膚にも存在し皮膚では主に圧力を感知します。

 

ACL内のルフィ二小体は、

関節運動に適応し膝関節の運動の修正に関与します。

 

その他には、関節内圧や運動方向、

運動速度などを調節しているとされています!

 

②パチニ小体

この受容器も低閾値の機械受容器となります。

 

ルフィ二とは対照的な迅速適応受容体なので、

速い運動に関与します。

 

主に関節の運動速度に関与するので、

非運動時では活動しません。

 

③ゴルジ腱器官

この受容器は高閾値となります。

主に骨格筋の移行部に存在し、筋の損傷を防ぐ安全装置ですが

靭帯にも存在します!

 

安全装置としての役割だけでなく、

関節運動を感知し運動感覚をフィードバックしています。

 

この受容器ももちろん関節の運動がなければ活動はしません!

 

④自由神経終末

はい。受容器といえば自由神経終末が思い浮かびますね。

 

ご存じだとは思いますが、

自由神経終末は侵害受容器なので機械受容器ではありませんが、

ACL内に存在する受容器ということで挙げさせて頂きました。

 

自由神経終末はAδ線維、C線維の痛覚神経の先端にあるので

比較的高閾値になります。

 

 

これらの受容器はバランスに関与していると言われ、

中枢系を介して保たれています。

 

 

ACL再建術後の固有感覚の変化

ACL損傷後は、機械受容器によるフィードバックが欠損し

膝関節の不安定性を招くとされています。

ACL損傷後の位置覚などの検査により、

固有感覚機能の低下とともに、

同時に中枢神経系の影響が関与することを見出した。

(Valerianiら,Clinical and neurophysiological abnormalities before and after reconstruction of tha ACL of knee)

 

気になる術後の回復過程ですが、

動物実験において術後6か月で機械受容器の機能は正常に戻り、

正常と同様の反応を示すことが報告されています!

 

半月板損傷を合併しているACL損傷

前述したのは、ACLの単独損傷時の固有受容器の回復です。

 

では、ACL損傷時に多くみられる半月板損傷の合併。

 

膝関節に存在する機械受容器が存在するのは、ACLだけではありません。

半月板や関節包などにも存在します。

 

半月板損傷を合併している場合は、

術後1年経過しても固有感覚の改善を認めなかったという報告があります。

 

術後1年で半月板損傷を合併したACL再建術後の

固有感覚の回復にはより長期間を要する可能性がある。

(AI-Dadah,2011)

 

これを踏まえると、

ACL+半月板損傷例では術後の固有感覚に対して焦点を当てた

運動療法が必要になってくるのではないかなと思います。

 

 

固有器官に対してのアプローチで思いつくのが、

バランス訓練ですよね。

 

ですが、ACL損傷術後の過程で機械受容器の回復は確認できていますが、

バランス訓練によって増加しているのかどうかは定まっていません。

 

ですが、予防の観点から各種バランス訓練を交えたエクササイズは、

有効だと思うので術後のリハビリで必ず取り入れる要素だと思います。

 

 

最後まで読んで頂き有難うございました!

 

 

まとめ
☑ACLには4つの固有受容器が存在している
☑ACL術後6か月で固有器官の機能はほぼ正常に回復する
☑半月板合併例では固有感覚の回復は長期間を呈する

 

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